進学・受験という点で言えば、最終ゴールは大学進学ということになるでしょうか。小・中学校で、各教科を学習する環境、勉強のスタイルがどうちがおうとも、また学力差があったとしても、要は高校で、自分の意志で気持ちよく勉強出来、自分の望む大学に合格出来ればいい。私はこう思います。
小・中・高とずっと公立、中学や高校から私学に進む、いずれのコースでも、勉強の仕方次第ではよい成績を収められるし、逆に次第に成績が伸びなやんでいく場合もあります。
勉強というのは、小・中学生の時の基本学力の不足や、過度にハードな学習内容の無理な勉強習慣が、高校時代の学力に大きく響くということです。
ここでは、いちばん学力差が表れやすい、中学・高校の数学の基本となる算数にしぼって説明させていただきます。
新学期が始まる頃になると、書店の学参コーナーで参考書選びをされてるお母様方をよく見かけます。学校で使う教科書とドリルだけではいかにも不安、参考書や問題集を別に買い求めようという親心はよく理解出来ます。
じゃあ、どんな参考書や問題集を選べばいいのか?
参考書や問題集は大きく2つに大分されます。どの教科も例外ではありません。
「私立中学受験用」と「教科書に準拠したもの(〜準拠と記されてます)」です。念のために申し添えますと、学校用教材と塾用教材というものがあります。これも難しいのとやさしいのと。本屋さんでは手に入らないというのが特徴です。
「私立中学受験用」は、さらにいわゆる「難関中学向け」と「一般私立中向け」に分かれますが、こちらは、どこそこの中学を受験するにはどれがいいと、定評のある本をだれかに教えてもらわないと分からないかも知れません。
「教科書に準拠したもの」はそれほど神経質になる必要はないと思います。なぜなら、文字どおり教科書に準拠した内容だけですので、さほど書かれている内容に差がつかないのです。子ども自身が手に取ってやりやすいと思ったものを選べばいいでしょう。
ここで、学参で知っておいていただきたいことを1つ。たとえば、同じ算数でも、「私立中学受験用」と「教科書に準拠したもの」の内容は天と地ほどの難易度の差があります。
「私立中学受験用」の内容は、実際の入試問題が多く、その内容は中学や高校の問題集から小学生用に書き改めたものも多いです。ですから、中学に入学した時点でそういう勉強をしてこなかった子どもとの差は大きいです。ただし、きちんとこなしてきたという前提があります。無理な勉強がたたって高校ぐらいから伸びなやんでいくというケースも少なくありません。
逆に、「教科書に準拠したもの」の内容は、学年別に分かれ、その学年の子どもが親しめるようというのが主眼で、難しい問題はありません。そして、これで基本学力を定着させることが出来るのなら言うことはありません。
しかし、考えていただきたいのですが、よくしたもので、勉強に限らず、トレーニングというものは少し負荷(わずかの無理刺激)があるものを常に意識してやらないないと効果がありません。やさしいことだけ続けていると、やさしいことすら結果的に身につけることは出来ないというのがほんとのところではないでしょうか。
また、学校で習う算数・数学は指導要領に沿って単元ごとに各学年に色分けされていますが、必要なことすべてというわけではありません。習得が難しい重要単元もあれば、時間をかけて身につけておくべき大切な考え方もあります。そういったところを素通りしては学力向上は望めません。
ところで、別に私立に行かなくとも真の算数の学力がつく教材はないのでしょうか?簡単に言うと、ちょうど「私立中学受験用」と「教科書に準拠したもの」の中間に位置する学参ですね。言葉を換えると、これさえやっておけば、他のことをやらなくても中学・高校の数学で困らないといった視点から設計された教材です。
残念ながら、こういった観点から作成された教材はない、あっても少ないというのが現状です。
ひと言で言うと、需要がない、そういった考え方の重要性があまり一般に認知されていない。そして、もう1つ。難しいもの、単純にやさしいものよりこういった算数や数学に欠かせない重要な考え方をものを書くのがいちばん難しいということもあるでしょう。長年実際に子どもを教えてきて算数の考え方の思考のプロセスをやさしいものから高度なものへと順に、段階的に組み立てていく長年の経験が必要とされますから。こういったジャンルの教材はほとんど未開の原野かも知れません。算数・数学というのは、本当に奥が深いと思います。
私は、長年、算数の参考書、問題集の執筆に携わってきました。教材の原稿を書いて宅急便で送るというだけのものですが。私学受験を目指す小学生向けの難易度の高いものばかりです。ご参考までにこのページの下に書名を記させていただきます。
ただ、下記の書籍の中で1冊だけ普通の受験参考書、問題集と毛色のちがうものがあります。
『ジュニア小学事典3・4年とりくむ算数』は、当初、高学年用の『力の5000題』のジュニア版にしたいという注文でまったく新しく書き起こしたものです。ですから、かわいらしい表紙とは裏腹に、中身は受験用ということでけっこう難しいかもしれません。「素数の積」とか「場合の数の数え方」「周期性と数列(これは今では高校数学ですね)」なども入ってます。「重なりの関係(集合)」もあります。高校数学の「集合」と見比べていただければ、集合がよく理解出来ると思います。全部私のオリジナル問題です(正確に言うと、1題だけ入試問題が入ってます)。
ですが、入試に関係なく、6年生ぐらいの方が復習を兼ねてやれば、中学・高校の数学の基本的な考え方をしっかりマスター出来るような内容です。私も気合いを入れて作りました。
ご利用いただいている方もおられるかもしれませんが、当サイトのメインである「算数道場」は、算数が苦手な方を対象に、算数の考え方の基本を段階的に少しずつ説明していこうと思って作り始めたものです。ホームページなら、本のように制約がないから、書きたいことを書きたいだけ書けると考えたのです。
ホームページを作るのは初めてでしたので、気楽に考えていたのかもしれません。というより、中身よりページの体裁を整える方に神経が奪われていたように思います。
いかんせん、ホームページはスクロールが面倒だし、HTMLは数式の表現に適していません。分数のページを作っていて思い知らされました。算数が苦手な小学生の皆さんには酷な話で、少し無理がありますね。パソコンも使い慣れてないでしょうし。
でも、作りたいんですね、自分の納得のいくもので、少しでも皆様のお役に立てそうなものが。最終的には、高校数学で困らないということがいちばん大切なのではないかと考えます。
算数を中心にこのようなプリントは数え切れないほど作ってきました。算数・数学が苦手な方でも、まったくの基本から1歩ずつステップを踏んでやれて、真の学力をつけるのに必要な内容を徹底して理解するということを主眼に作成しておりますので、どうしてもボリュームがあり、製作に手間暇がかかります。まことに申し訳ないのですが、有料のダウンロード教材とさせていただきました。ご了承くださいますようお願い申し上げます。
楽学考房・算数強化書シリーズ の特徴は、○ ●○
・算数・数学_確かな学力を培う重要な考え方を順を追って着実にステップアップ。
今までにないユニークな視点と発想から生まれたオリジナルプリント
算数・数学のツボを無理なく無駄なく徹底トレーニング
小中学生の皆さんのみならず、高校生の方も「速さの問題」が苦手だという声はよく耳にします。
「速度」は「単位量」の代表選手で、時間の1つの単位と長さ(道のり)の1つの単位、計2つがふくまれています。
また、時間の単位には「時間」「分」「秒」などがあり、長さの単位には「cm」「m」「km」などがあり、その組み合わせの中から1つの「速度という単位量」が出来るわけです。
さらに、道のりを求める時には、「時速×時間」「分速×分」「秒速×秒」と決まっています。
さらに、
道のり=速さ×時間、かかる時間=道のり÷速度、速度=道のり÷かかる時間といった3つの関係式をしっかり身につけておかなければならないのです。
よく、「はじみ」といって、2段の式で「速さ・時間・道のりの関係」を覚えればいいなどとやりますが、ほとんど気休めかもしれませんね。
| 速さ | |
| 時間 | 道のり |
おまけに、中学生になって数学をやるようになると、文字を使って時間や速さの単位を表す必要性が出てきますので、小学校で算数をやっている間に時間と速さの単位というものにきちんと向き合い、速さの仕組みと計算方法を確実に理解しておく必要があると思います。
1_入門篇・速さとは何か・道のり
2_入門篇・速さとは何か・かかる時間
3_入門篇・速さとは何か・速度
◎「速さ・時間・道のり」を求める計算では、道のり(速さ×時間)→かかる時間(道のり÷速度)→速度(道のり÷かかる時間)の順に難しくなるとお考えください。
「速さ」の習得を困難にしている原因の1つに、いきなり3つの公式を覚えて、計算の難しい数値や単位を取り扱うということがあります。
でも、やさしい数値と簡単な単位であれば、速さを感覚的に理解させることが可能です。
たとえば、「1分間で100m歩く人は、5分間で何m歩きますか」という問題では、「5分は1分の5倍だから、歩く道のりも100mの5倍になる」という感覚をまず育てればいいのです。
そこで、「入門篇」として、3、4年生の計算レベルで可能なプリントを用意いたしました。
理屈よりもあくまで実践することからという考えに立っています。
4_速さの考え方の基本
◎「速さの単位の変換」練習の前に、「速さの単位」の基本的な考え方と注意点を考えさせるプリントです。
5_速さの単位の変換1
◎まず、速さの小さい単位に60をかけて速さの大きい単位に直す練習をします。
具体的には、秒速を分速に、分速を時速に直す練習です。
6_速さの単位の変換2
◎速さの大きい単位を60で割って速さの小さい単位に直す練習をします。
具体的には、分速を秒速に、時速を分速に直す練習です。
7_速さの単位の変換3
◎「長さ」と「速さ」の異なる2つの単位で、小数を使って「秒を分に」「分を秒に」「秒速を分速に」「分速を秒速に」に直す訓練です。
60をかけるのか、60で割るのかを意識させます。
計算の仕組みを意識させるのが目的ですので、簡単な計算(小数第1位)しか取り扱いませんが、
問題Bでは、「0.25時間」「0.75分」程度は取り上げます。
8_速さの単位の変換4
◎「速さ」と「時間」を学習する上で、分数で表すことはとても重要です。簡単な分数に慣れさせるためのプリントです。
「長さ」と「速さ」の異なる2つの単位で、分数を使って「秒を分に」「分を秒に」「秒速を分速に」「分速を秒速に」に直す訓練です。
計算の仕組みを意識させるのが目的ですので、難しい計算は取り扱いませんが、「10分」は、60÷10=6だから、「16時間」ぐらいの分数で表した時間や速さは取り扱います。
問題Bでは、「7/10分」は、60÷10×7=42で、「42秒」程度は取り上げます。
9_速さの単位の変換5
◎速さを比べる3とおりの方法を練習します。
くらべ方の基本を理解するのが目的で、難しい計算はありません。
10_速さの単位の変換6
◎秒速を時速に、時速を秒速に直す練習です。
問題Aでは、秒速15m=分速900m=時速54000m=時速54kmの形で練習し、問題Bでは、秒速15m=時速54kmの形で少し難しくしてあります。
11_速さの単位の変換7
◎「速さの単位の変換」の仕上げです。
「秒速と分速」「分速と時速」「秒速と時速」の和や差を計算する練習をします。「速さ」の和や差を考えることは、とても重要です。
12_実践編・道のり(速さ×時間)
13_実践編・かかる時間(道のり÷速度)
14_実践編・速度(道のり÷かかる時間)
◎「1_入門篇・速さとは何か・道のり」と「2_入門篇・速さとは何か・かかる時間」と「3_入門篇・速さとは何か・速度」を卒業し、基本を少しレベルアップさせた問題に取り組みます。
問題Aのレベルは、「分速150mで歩く人がこの速さで1分20秒歩くと、200mの道のりを歩くことになる。」。
問題Bのレベルは、「時速40kmで走る車がこの速さで45分走ると、30kmの道のりを走ることになる。」ぐらいです。
15_実践編・速さ・総合1
◎「総合1」は、「道のり」を求める問題、「かかる時間」を求める問題、「速さ」を求める問題を全部ふくんだプリントです。きちんと区別し、何を求める場合もきちんと解けるようにしましょう。
16_実践編・速さ・総合2
◎このプリントから「実践編・速さ・総合篇」ということで、難しい計算はありませんが、少し複雑になります。
具体的には、このプリントでは、「秒速8mで1分30秒かかる道のりを、秒速10mだと1分12秒かかります。」といった問題で練習します。
「道のり」と「速さ」を求める複合訓練です。
17_実践編・速さ・総合3
◎このプリントでは、「540kmの道のりを時速54kmで進むと、時速45kmで進んだ時より2時間早く着く。」といった問題で練習します。
「時間」と「速さ」を求める複合訓練です。
18_実践編・速さ・総合4
◎このプリントでは、「180km進むのに2時間30分かかった。これより30分おそく着くには、時速を12kmおそくすればよい。」といった問題で練習します。
「速さ」と「速さの差」を求める複合訓練です。
19_実践編・速さ・総合5
◎このプリントでは、「ある人がA町から15kmはなれたB町まで往復した。行きは時速5kmで歩き、帰りは時速3kmで歩いたので、往復するのに8時間かかった。」といった問題で練習します。
「時間」と「時間の差」、「速さ」を求める複合訓練です。
20_実践編・平均速度
◎「速さ・時間・道のりの関係」の基本的な考え方の総仕上げとして、「平均速度」を取り上げます。
2種類の「速さ・時間・道のりの関係」を組み合わせたのが「平均速度」です。
「道のりが異なる場合」と「道のりが同じ場合(往復)」で練習します。
「平均速度」が分かるようになると、「速さ」の基本的な考え方はしっかり理解できたことになります。
具体的には、次のような問題です。
「4.8Kmはなれた道のりを往復するのに、行きは分速80mで、帰りは分速120mで歩いたので、往復の平均分速が96mになった。」
頑張ってくださいね。
それぞれのプリントは、「問題のプリント1枚」と「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ_解答1枚」あるいは「式と解答」の2枚でセットになっています。
★それぞれの「問題のプリント」は問題のみで、簡単な問題から少しずつ難しくなるように数字をくふうしておりますので、まず「問題のプリント」をやってから「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ」をご覧になってもけっこうです。
その場合、お母さんが小学生にやらせる場合は、1題ずつ○つけをする、まちがえた場合はその場で間違い直しをさせてから先の問題に進むというやり方で学習させてください。
逆に「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ」で単位の問題の解法を理解してから「「問題のプリント」に取り組まれてもかまいません。
★問題は、やさしい問題Aと少し難しい問題Bから構成されています。 この順に1題ずつ確実に答え合わせをしてから次の問題に進むというやり方がお薦めです。
★まちがった問題は赤で直さず、黒のえん筆で直し、赤ではなく別の色で丸をつけておき、時間をおいてもう一度解いてみるようにしましょう。 これが確実に実力をつけるコツだと考えます。
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算数・数学のツボを無理なく無駄なく徹底トレーニング
多くの中学生の皆さんにとっても「速さ」と「割合」は、苦手に感じられるようです。中学生になって数学をやるようになると、「速さ」と「割合」は学習する単元としてはありません。小学校で学習して理解しているという前提で授業が進められるわけですね。
「速さ」の方は、「長さの単位」とこのプリント集で取り上げる「時間の単位の仕組みの理解と計算力」が不可欠です。
おまけに、中学生になって数学をやるようになると、文字を使って時間や速さの単位を表す必要性が出てきますので、小学校で算数をやっている間に時間の単位というものにきちんと向き合い、単位の仕組みと計算方法を確実に理解しておく必要があると思います。
「速さ」の計算をなぜ難しく感じるか?
1つ具体的な例を挙げて考えてみましょう。
【例】・12分歩くと、800m進みました。 時速何kmで歩いたことになりますか。
まず「速さ×時間=みちのり」の関係をしっかり理解していないと、計算して答えを出す以前にギブアップですね。「速さ=みちのり÷時間」をよく理解しているということを前提に、単位の計算レベルでこの問題を考えてみることにしましょう。
・「時速何km」には、「時間」と「km」という時間の1つ単位と長さ(道のり)の1つの単位、計2つがふくまれています。
時間の単位には「時間」「分」「秒」などがあり、長さの単位には「cm」「m」「km」などがあり、その組み合わせの中から「時間」と「km」が選ばれているわけです。
・道のりを求める時には、「時速×時間」「分速×分」「秒速×秒」と決まっています。
したがって、この問題では割り算になりますが、いちばん手っ取り早い計算方法は、800mをkmに、12分を時間に直してから「みちのり」を「かかった時間」で割ることです。800mを12分で割って分速を求めて時速に直してもいいですが、割り切れませんので分数計算は避けられません。
◎800m=4/5km、12分=1/5時間。
4/5km÷1/5時間=4km/時間。
◎数学なら、求める数量をxとおいて解こうとするかもしれません。その場合は、時速kmとし、時速xkmを分速に直そうとした時、さてどうするか。
・x時間なら60倍して、x時間=60x分、
時速xkmなら60で割って、分速x/60km。
このことを理解していないと、先の計算が出来ません。また、800mをkmに直さなければなりません。
x/60×12分=4/5kmから、x=4。
「速さ」の計算をきちんとこなすには、「長さ」の単位はもちろんのこと、「時間」の単位をしっかり理解し、「時間」の計算を確実に出来るようにしておくことがいかに大事か、ご理解いただけたでしょうか。
また、時間」の計算、それも加減乗除の計算を練習しておくことは、算数・数学の総合的な学力向上に大きく役立ちます。
1_時間の単位の仕組みを考える・その1
◎時間の単位の基本は時間・分・秒(日)です。
4分=240秒のように、時間の大きい単位を時間の小さい単位に直したり、150分=2時間30分のように、逆に時間の小さい単位を時間の大きい単位に直す簡単な練習。
いちばん基本となる重要な基礎訓練。
2_時間の単位の仕組みを考える・その2
◎時間の大きい単位を時間の小さい単位に直す練習。少し難しくなりますが、整数計算のみです。
問題Aでは、6時間=360分=21600秒のようにやりやすくしてあります。
問題Bでは、6時間=21600秒のような問題にチャレンジ!
いろいろな意味で、算数・数学の総合的な力を養うのに最適。
3_時間の単位の仕組みを考える・その3
◎2とは逆の、時間の小さい単位を時間の大きい単位に直す練習。こちらの方が難しく感じるはずです。やはり整数計算のみです。
問題Aでは、7200秒=120分=2時間のようにやりやすくしてあります。
問題Bでは、4220秒=1時間10分20秒のような問題にチャレンジ!
4_時間の単位の計算・足し算_1
◎時間の加減乗除の計算の最初は、時間の足し算です。すべて整数計算です。くり上がりを1つにしています。時間計算のくり上がりに慣れてください。
問題Aでは、50分+25分=1時間15分のような問題。
問題Bでは、14時間35分+4時間50分=19時間25分のような問題。
5_時間の単位の計算・足し算_2
◎先に「7_時間の単位の計算・引き算1」をやってもかまいません。この足し算のテーマは「くり上がりが2つ」です。4_時間の単位の計算・足し算_1をじゅうぶん練習してからチャレンジ!
問題Aでは、35分25秒+50分55秒=85分80秒=86分20秒=1時間26分20秒のような問題。
問題Bでは、30分36秒+46分40秒=1時間17分16秒のような問題。
6_時間の単位の計算・足し算_3
◎「時間の単位の足し算」の最後の仕上げのプリント。これが出来れば、もう「足し算」は怖くない!
問題Bでは、くり上がりが3つのもの、4時間41分45秒+7時間18分25秒=12時間10秒のように分の位が消えてしまうものも少しあります。(‥;)。頑張ってチャレンジ!
7_時間の単位の計算・引き算1
◎「時間の単位の引き算の基本」を理解しよう。引き算ではくり下がりを考えます。くり下がりを考える基本のプリント。整数の計算のみで、くり下がりはもちろん1つ。
問題Aでは、5時間44分−1時間36分=4時間8分のような問題。
問題Bでは、7分16秒−6分35秒=41秒のような問題。
8_時間の単位の計算・引き算2
◎くり下がりが2つです。「7_時間の単位の計算・引き算1」でじゅうぶん練習を積んでからどうぞ。
時間の引き算のくり下がりで難しいところがある。
1つの時間の単位が1くり下がったあと、その左の大きな時間の単位から1くり下げて、60秒、60分、24時間などを足すという2つの手順が必要になる場合がある。
よく練習して慣れておこう。
9_時間の単位の計算・かけ算1
◎「時間の足し算・引き算」にじゅうぶん慣れたら、今度は、「時間のかけ算・割り算」に取り組もう。
くり上がりが1つの整数計算です。
ことなる単位のかけ算になっても、秒は秒どうし、分は分どうし、時間は時間どうしをかけ、それからくり上がりを考える。
縦書きの筆算で出来るようになろう。
10_時間の単位の計算・かけ算2
◎やや複雑なくり上がりのあるかけ算練習。
問題Aでは、19分21秒×4=1時間17分24秒のような問題。
問題Bでは、7時間12分5秒×9=2日16時間48分45秒のような問題。
11_時間の単位の計算・割り算1
◎時間のわり算では、くり下がりを考える。くり下がり1つで、割り算に慣れるためのプリント。最初は難しく感じると思いますので、問題Aは、くり下がりなしにしてあります。
問題Bでは、57分36秒÷8=7分12秒のような問題。下の1の計算の基本を練習するプリント。
時間のわり算は、大きい単位から順に計算して、そのつど、あまりを下の単位に直してくり下げていく。足し算・引き算・かけ算とことなるので、注意が必要である。
・時間のわり算には、次のように2とおりの意味がある。
1 15秒÷3=5秒
15秒を3等分すると、1つは5秒。
2 15秒÷3秒=5
15秒の中に3秒が5つある。
・まず、1の計算に慣れよう。
12_時間の単位の計算・割り算2
◎やはり、1の計算ですが、ややくり下がりを複雑にしてあります。
このプリントが出来れば、時間の加減乗除の計算は完成だと考えていただいてけっこうです。
時間に限らず、計算はわり算がいちばん難しいので、練習して慣れることが欠かせない。
※割り算に強くなることが計算力をつける最上の方法です。
13_時間の単位の計算・割り算3
◎割り算には数の割り算と量の割り算があります。 そして、量の割り算にも、「量÷数」と「量÷量」があり、その意味がそれぞれことなる。
・ある量を何等分かして、その1つがいくらか。
60分÷5=12分。
・ある量は同じ単位の別の量の何倍か(同じ単位の別の量がいくつあるか)60分÷5分=12。
・単位量・単位の異なる量どうしの割り算
600m÷5分=120m…1分あたり。
このプリントでは、15秒÷3秒=5
15秒の中に3秒が5つあるを取り上げます。1の時間の割り算にくらべて使う機会が少ないですが、取り上げておきます。
14時間÷2時間=7のような計算です。
14_時間の単位と小数
◎時間を小数で表すことは少なく、分数で表すのがふつうですが、小数で表すこともできるようにしておいた方が応用力がつく。
たとえば、1時間36分は、小数で1.6時間として計算した方が楽な場合もある。
問題Aでは、12分=0.2 時間のような問題。
問題Bでは、1.25分=75秒のような問題。
15_時間の単位と分数1
◎時間の単位は60倍、160で考えることが多いので、分数で表すことが多い。とても重要な考え方なので、しっかり練習しておこう。
このプリントでは、時間の単位を分数で表す基本的な計算を取り上げます。
問題Aでは、3と54/60分=3分54秒のような問題
問題Bでは、1と3/4時間=1時間45分のような問題で、約分あり。
16_時間の単位と分数2
◎今度は、「時間の単位を分数を使って表す」。やはり、基本的な計算を取り上げます。
問題Aでは、8分12秒=8と12/60分のような問題で、約分なし。
問題Bでは、36分=3/5時間分のような問題で、約分あり。
17_時刻と時間の考え方
◎時間と時刻をしっかり区別し、時刻の考え方や計算に親しんでおくことも重要です。
午前8時とか、午後3時30分とか、いつなのかを表すのが時刻で、午前8時から午前10時まで2時間など、時刻と時刻の間の長さなどを表すのが時間です。
・1日の始まりは、ふつう真夜中と呼ばれる時刻(午前0時)で、これからの12時間、正午(午前12時)までを午前と呼ぶ。
・正午(午後0時)からの12時間、(午後12時)までを午後と呼んで、1日=24時間を12時間ずつ午前と午後の2つに分けている。
このプリントでは、午後10時40分=22時40分とか、19時29分=午後 7時29分といった問題を取り上げます。
問題Aと問題Bには分けておりません。
18_時刻と時間・計算・その1
◎「時間の計算」といっしょに「時刻の計算」も練習して、時間の計算力をつけておこう。
このプリントでは、時刻と時刻の間の時間を求める計算を取り上げます。
問題Aでは、午前10時から午後4時まで、6時間あります、のような問題。
問題Bでは、午前8時25分から午後3時40分まで、7時間15分あります、のような問題。
19_時刻と時間・計算・その2
◎ある時刻から後の時刻を計算で求めてみよう。
ある時刻から後の時刻を、午前、午後で表す練習です。
問題Aでは、午前10時から4時間30分後の時刻は、午後 2時30分です、のような問題。
問題Bでは、午前9時36分から10時間48分後の時刻は、午後 8時24分です、のような問題。
20_時刻と時間・計算・その3
◎ある時刻より前の時刻を計算で求めてみよう。
ある時刻より前の時刻を、午前、午後で表す練習です。
問題Aでは、午後2時から3時間30分前の時刻は、午前 10時30分です、のような問題。
問題Bでは、午後4時15分から8時間35分前の時刻は、午前 7時40分です、のような問題。
それぞれのプリントは、「問題のプリント1枚」と「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ_解答1枚」あるいは「式と解答」の2枚でセットになっています。
★それぞれの「問題のプリント」は問題のみで、簡単な問題から少しずつ難しくなるように数字をくふうしておりますので、まず「問題のプリント」をやってから「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ」をご覧になってもけっこうです。
その場合、お母さんが小学生にやらせる場合は、1題ずつ○つけをする、まちがえた場合はその場で間違い直しをさせてから先の問題に進むというやり方で学習させてください。
逆に「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ」で単位の問題の解法を理解してから「「問題のプリント」に取り組まれてもかまいません。
★問題は、やさしい問題Aと少し難しい問題Bから構成されています。 この順に1題ずつ確実に答え合わせをしてから次の問題に進むというやり方がお薦めです。
★まちがった問題は赤で直さず、黒のえん筆で直し、赤ではなく別の色で丸をつけておき、時間をおいてもう一度解いてみるようにしましょう。
これが確実に実力をつけるコツだと考えます。
テーマ:中学校・高校・大学〜専門ショップ - ジャンル:学校・教育
楽学考房・算数強化書シリーズ の特徴は、○ ●○
・算数・数学_確かな学力を培う重要な考え方を順を追って着実にステップアップ。
今までにないユニークな視点と発想から生まれたオリジナルプリント
算数・数学のツボを無理なく無駄なく徹底トレーニング
小・中・高を問わず、単位が苦手だという人は意外と多いように思います。算数と数学をやる以上、単位は避けて通れません。理科においても同じことが言えます。
中学生になって数学をやるようになると、文字を使って単位を表す必要性が出てきますので、小学校で算数をやっている間に単位というものにきちんと向き合い、単位の仕組みと計算方法を確実に理解しておく必要があると思います。
このプリント集は、単位学習の第一歩として十進数の単位を念頭に置いて、身近で基本となる「長さ・重さ・かさ」の単位を取り上げております。
時間の単位も重要ですが、十進数の単位ではなく、習得にもくふうが必要だと思いますので、単位学習の次のステップとして別に取り上げます。
たとえば、時間の単位では、1分=60秒、1時間=60分となり、60倍、60分の1を単位として考える必要が出てきます。分数を使う必要もあります。
また、「時間の単位」を習得すると、次に控えるのが「速さ・時間・道のり」です。「長さの単位」と「時間の単位」が分かっていないと「速さの単位」という単位量を理解できません。
ですから、小数をふくむ十進数の単位の世界で、単位の考え方と計算方法にじゅうぶん慣れておいていただきたいと考えます。
「かさ」は「体積」として小学校高学年で再び習うことになります。ここであつかう「かさ」は「L・dL・mL・kL」の「リットル系の単位」です。「長さ・面積・体積系」の「cm3・m3」は別に取り上げます。こちらは単位の考え方が大きく異なり、少し難しく感じるからです。
単位には、「大きい単位」と「小さい単位」があり、「小さい単位」を「大きい単位」に直す時には小数を使わざるを得ない場合があります 。これは数学で分数計算が中心になっても小数をあつかわなくなるということではありません。まず、十進数を使った単位計算に慣れることが大切だと考えます。
単位の計算は、10倍、100倍、1000倍、…だけではありません。10分の1、100分の1、1000分の1、…と分数を使ってはいてもこれは十進数の考え方です。
そこで、このプリント集では、「小さい単位」を「大きい単位」に直す時に、64cm=64/100m=0.64mといったレベルの考え方が出来るように問題を作成しております。
また、250g=0.25kg=250/1000kg=1/4kgといったような、分母が4や8、つまり分母を100や1000で置きかえ可能な単位計算も取りあつかっております。
単位の考え方のみにとどまらず、十進数の考え方とはどのようなものかということにも慣れていただきたいからです。
この「長さ・重さ・かさの単位入門篇」では、単位の基本的な考え方と足し算と引き算のみを考えますが、単位の計算には、かけ算(乗法)と割り算(除法)もあります。そして、この2つの計算の意味を理解することが、算数・数学のキーワードになります。
いや、単位の計算に限らず、単なる数の計算とは別に、量の計算には「加減乗除」の計算があって、その計算の意味をつかみ、式を正しく立てて解く習慣を養うことは算数・数学の力をつける上でたいへん重要です。
その計算は整数レベルであれば、小学生の高学年でなくても取り組むことが可能です。また、整数レベルで単位や量の計算の意味を理解しておけば、小数、分数、無理数、虚数、文字をふくんだ計算…などになっても基本的な考え方は同じです。
そこで、長さ・重さ・かさの単位入門篇」とは別に、単位の加減乗除の意味と計算を練習する問題を「補足_単位の意味と計算」として用意しましたのでチャレンジしてみてください。 整数レベルの計算のみを取りあつかっておりますので、小学校4年生くらいの方でもだいじょうぶです。
1_単位の基本的な仕組みを考える
◎単位の基本的な仕組みと「大きい単位・小さい単位」について学習し、簡単な練習をするプリントです。
たとえば、1mm(ミリメートル)はmが2つあるが、左のmは1000分の1を表し、右のmは基本となる単位である1mを表しているということを知っていると単位の理解が深まります。
問題Aでは、「1kL は1L の1000倍です。10mL は1L の100分の1です。」といったような問題練習。
問題Bでは、「4kL は4000 Lです。20kmは20000mです。」といったような問題練習。
2_長さの単位の基本
◎単位の中でも最も身近で重要なのが長さの単位だと思います。ここでは、「km」「m」「cm」「mm」の長さの単位の簡単な変換の練習。
1km=1000m、1m=100cm、1cm=10mm。
また、1mmは1cmの10分の1、1cmは1mの100分の1、1mは1kmの1000分の1。
問題Aでは、24km=24000m、
6500cm=65mといったような問題練習。
問題Bでは、7km40m=7040m、10m6cm=1006cmといったような問題練習。
3_長さの単位・足し算と引き算1
◎長さの単位、km、m、cm、mmを使った計算に挑戦してみよう。より単位の仕組みがよく分かるようになるし、計算力そのものも強化されます。
まずは、いちばん取り組みやすい計算で、「くり上がり」と「くり下がり」を考えよう。
問題Aは、「くり上がり」と「くり下がり」はなし。
問題Bでは、3m70cm+5m50cm=9m20cm。14cm2mm+9cm9mm=24cm1mmといったような問題練習。
4_長さの単位・足し算と引き算2(逆算)
◎計算の仕組みに強くなることと計算能力の向上のコツは、「足し算と引き算」、「かけ算と割り算」をセットで練習することです。
問題Aでは「50cm+40cm=90cm」うな問題練習。
問題Bでは、「17m30cm−8m45cm=8m85cm」といったような問題練習。
5_長さの単位と小数
◎長さの単位、km、m、cm、mmを小数で表すことを考えてみよう。
・たとえば、2km+500mは何kmかというような計算では、500mをkmに直しておかないと計算できない。
6_長さの単位と分数
◎長さの単位、km、m、cm、mmを分数で表すことも単位を考える上で重要です。 ・小さい単位と大きい単位をたがいに直す時、分数で表す場合がある。簡単な分数の表し方を覚えよう。
問題Aでは、「7/100m=7cm」といったような問題練習。
問題Bでは、「1600m=1と3/5km」といったような問題練習。
7_重さの単位の基本
◎代表的な重さの単位は、kg、g、そしてt(トン)、mg(ミリグラム)の4つである。
そして、それらをもとに、それぞれ大きい単位と小さい単位が作られている。
ここでは、「kg」「g」「t」「mg」の長さの単位の簡単な変換の練習。
8_重さの単位・足し算と引き算1
◎重さの単位、kg、g、t、mgを使った計算に挑戦してみよう。より単位の仕組みがよく分かるようになるし、計算力そのものも強化されます。
問題Aでは、440g−90g=350gといったような問題練習。
問題Bでは、8kg300g−3kg800g=4kg500gといったような問題練習。
9_重さの単位・足し算と引き算2(逆算)
◎逆算、□を埋める長さの単位の計算に挑戦してみよう。逆算は計算力をつける効果ばつぐん!
足し算ではくり上がり、引き算ではくり下がりを考えるのはふつうの計算と同じだが、逆算で、求める式を考えて解こう。
問題Aは、「□kg−9kg=41kgといったような問題練習。
問題Bでは、15t480kg−□t□kg=10t230kgといったような問題練習。
10_重さの単位と小数
◎重さの単位、kg、g、t(トン)、mgを小数で表すことを考えてみよう。 ・長さの場合は、1km=1000m、1m=100cm、1cm=10mmであったが、ここで取りあげる重さの単位の場合はすべて1000。
問題Aは、380g=0.38kgといったような問題練習。
問題Bでは、1540g=1.54kgといったような問題練習。
11_重さの単位と分数
◎重さの単位、kg、g、t(トン)、mg(ミリグラム)を分数で表す。
問題Aは、60kg=60/1000tといったような問題練習。
問題Bでは、3/4kg=750gといったような問題練習。
12_かさの単位の基本
◎このプリントで学習する「かさの単位」は、1L、1k、1dL、1mLという「L(リットル)系」の単位です。
かさは体積と同じ意味で、cm3(立法センチメートル)やm3(立法メートル)も使われますが、少しむずかしいので、単位の仕組みと計算に親しむことが目的の「入門篇」では取りあつかいません。
問題Aでは、「80dL=8L」といったような問題練習。
問題Bでは、「4kL40L=4040L」といったような問題練習。
13_かさの単位・足し算と引き算1
◎かさの単位、kL、L、dL、mLを使った計算に挑戦してみよう。
問題Aでは、「820L−150L=670L」といったような問題練習。
問題Bでは、「2kL700L+3kL550L=6kL250L」といったような問題練習。
14_かさの単位・足し算と引き算2(逆算)
◎逆算、□を埋めるかさの単位の計算に挑戦してみよう。
□kL□00L+2kL800L=6kL500L。
□kL□00L=6kL500L−2kL800L
500Lから800Lは引けないから、1kLくり下がり。
6kL500Lを5kL1500Lにして計算する。
□kL□00L=5kL1500L−2kL800L
=3kL700L。といった考え方で逆算します。
15_かさの単位と小数
◎かさの単位、、L、kL、dL、mLを小数で表すことを考えてみよう。
・2.8LをdLに直す(大きい単位→小さい単位)には、
0.1Lは1Lの10分の1で1dL、。2.8Lは0.1Lが28個集まったものだから、1dLが28個で、28dL。
・慣れれば、整数の一の位(2)が10dLの位、小数第一位(8)が1dLの位を表していると考えるのがよい。
「長さ」「重さ」「かさ」の順に学習し、十進数の小数で単位を表すことに慣れよう。
16_かさの単位と分数
◎かさの単位、L、kL、dL(デシリットル)、mL(ミリリットル)を分数で表す。
問題Aでは、「450/1000L=450mL」といったような問題練習。
問題Bでは、「2750L=2と3/4 kL」といったような問題練習。
17_補足_単位の意味と計算・例題と解説
◎単位の考え方と計算能力の向上を意識して作ったプリントです。 例題とその解き方の説明をよく理解した上でチャレンジしてみてください。時間の単位の仕組みがよく理解できるようになると思います。
単位の計算には、かけ算(乗法)と割り算(除法)もあります。そして、この2つの計算の意味を理解することが、算数・数学のキーワードになります。
次のような問題で、単位の計算を考えます。
【例題】・「ワン」、「タン」、「メン」で遊ぼ♪
●ある国のお金の硬貨(こうか)の単位は3種類あって、それそれ「ワン」、「タン」、「メン」と言います。
そして、1ワンは3タンと等しいお金で、1タンは4メンと等しいお金です。たとえて言えば、1メンが1円玉、1タンが10円玉、1ワンが100円玉ぐらいに考えてください。ただし、1タンは1メン4枚分のねだんで、1メンが4枚たまると必ずタンに交かんする決まりになっています。また、1ワンは1タン3枚分のねだんで、1タンが3枚たまると必ずワンに交かんする決まりになっています。
18_補足_単位の意味と計算・入門篇
◎「例題と解説」の問題を定着させるための練習問題。問題Aと問題Bの区別はありません。
1ワン1タン1メンは□メンです。
30メンは□ワン□タン□メンです。
19_補足_単位の意味と計算・標準篇
◎「入門篇」を少し難しくしました。問題Aと問題Bの区別はありません。
ある国のお金の硬貨(こうか)の単位は3種類あって、それそれ「アン」、「パン」、「マン」と言います。そして、1アンは5パンと等しいお金で、1パンは3マンと等しいお金です。
20_補足_単位の意味と計算・チャレンジ篇
◎「入門篇」と「標準篇」がじゅうぶん解けるようになられた方は、仕上げとして「補足_単位の意味と計算・チャレンジ篇」をどうぞ。
ある国のお金の硬貨(こうか)の単位は3種類あって、それそれ「ピン」、「ポン」、「パン」と言います。そして、1ピンは20ポンと等しいお金で、1ポンは12パンと等しいお金です。
2ピン15ポン9パンと3ピン16ポン10パンとの和は□ピン□ポン□パンです。
3ピン15ポンのお金を5人で分けました。1人あたり□ポンもらえます。
それぞれのプリントは、「問題のプリント1枚」と「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ_解答1枚」あるいは「式と解答」の2枚でセットになっています。
18から20の「補足_単位の意味と計算」は、問題のみで、「要点のまとめ」はありません。
★それぞれの「問題のプリント」は問題のみで、簡単な問題から少しずつ難しくなるように数字をくふうしておりますので、まず「問題のプリント」をやってから「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ」をご覧になってもけっこうです。
その場合、お母様方が小学生のお子さんにやらせる場合は、1題ずつ○つけをする、まちがえた場合はその場で間違い直しをさせてから先の問題に進むというやり方で学習させてください。子どもに喜んで問題をやらせる秘訣です。
逆に「そのプリントの問題解法に必要なポイントのまとめ」で単位の問題の解法を理解してから「「問題のプリント」に取り組まれてもかまいません。
★問題は、やさしい問題Aと少し難しい問題Bから構成されています。 この順に1題ずつ確実に答え合わせをしてから次の問題に進むというやり方がお薦めです。
★まちがった問題は赤で直さず、黒のえん筆で直し、赤ではなく別の色で丸をつけておき、時間をおいてもう一度解いてみるようにしましょう。 これが確実に実力をつけるコツだと考えます。
みなさんは「熟語のしりとり」というのをごぞんじですか。
たとえば、こういうやつ。
☆断□語□点□算□学□屋□達□功
□の中に適当な漢字を一字入れることによって、
☆断言・言語・語句・句点・点検・検算・算数・数学・学問・問屋・屋上・上達・達成・成功
、というように次々と二字熟語を作っていくというものです。
思っていた以上に時間がかかるかもしれませんが、クロスワードの基本型ですからけっこうはまるんですね。また、学習面でも、この思い出そうとする、考えようとする刺激が二字熟語の習得に効果があるんですね。
そして、このしりとりが出来るようになるには、「断□語」の□の答えが「言」だとすると、「断言」と「言語」という2つの二字熟語を知っていなければなりません。すなわち、「言」が下にくるのとうえにくるのと。
このプリント教材は、ずばり「同じ漢字を入れて二字熟語を2つ」です。
熟語のしりとりをするための基本を養うためのものです。
このプリント集は、『国語・二字熟語・同じ漢字を入れる・A(3年)〜D(6年)』シリーズの一つです。3年から6年までの4学年にそれぞれ内容を分けております。
この『D(6年)』が6年生向けのいわゆる学校教材のようにやさしく作られたプリントというわけではありません。もちろん、6年生でできることを前提としておりますが、6年の漢字が全部書けるということが前提となります。書き取りとほとんどの読みが6年生の漢字に限定されるということで、熟語そのものは6年生では難しいものもあるかもしれません。あくまで、各学年の配当漢字で内容を分類したということです。ですから、6年生だからといってやさしいということではありませんので、どなたにもぜひチャレンジしていただきたいと思います。また、熟語の書き取りというものは、小学校で習う熟語が基本となりますので、中学生の皆さんにも復習を目的として活用出来るのではないかと思います。
また、答えは一つとは限らないのが特徴です。日常よく使う言葉というレベルではなく漢字辞典などで調べるということになれば、答えはさらに多くなります。ですので、ここでは小中学生のみなさんになじみのある二字熟語に限っております。
さて、同じ漢字を使った二字熟語のプリントと言ってもピンとこないでしょうから、どのような問題を用意しているのかを説明させていただきます。
この六年生のプリントを例に説明させていただきます。
◎順□長とあれば、「順延長」と、「延」を入れて、「順延」・「延長」の意味の通った二つの二字熟語を完成します。「順番」・「番長」という答えもあり(‥;)ですが、答えとして挙げているものは試験によく出るものを重視しています。
◎このプリントで作る二字熟語は、小学校で習う学習漢字を想定しています。□の中に入る漢字は常用漢字を想定していません。ただし、よく使う二字熟語は常用漢字を使ったものも取りあげております。
◎漢字によっては、二字熟語の上にしかほとんど使わないもの(遺・拡など)や、二字熟語の下にしかほとんど使わないもの(域など)があります。このような六年生の漢字は基本的に取りあげません。
◎発揮発(発揮・揮発)や風潮風(風潮・潮風)のように、同じ漢字を上下に入れ換えて二字熟語が出来るものもかまいません。 ◎物忘れ物(物忘れ・忘れ物)のように、漢字の訓読みを使った二字熟語もあります。 ◎自我先に(自我・我先に)のように、同じ漢字で音読みと訓読みが混じってもかまいません。
◎ 二つの二字熟語に共通な漢字を考えて書き入れるプリント。
1〜6の6枚(解答6枚)…書き入れる漢字は、6年生以下の学年で学習する漢字です。ただし、次の例にあるように、最初の一つは多くが6年生の漢字ですが、二つ目以降は6年生より下の学年の漢字が入る場合もあります
【問題パターン】 ・□に漢字を一字書き入れて、熟語のしりとりをして二字熟語を二つ作ります。
【例1】 意□望。 意□望。「意欲(いよく)」と「欲望(よくぼう)」、「意志(いし)」と「志望(しぼう)」の二通り。
◎ 二つの二字熟語の読みを書き入れるプリント。
1〜5の5枚(解答5枚)…二字熟語の読みを覚えましょう!
「熟語のしりとりをして二字熟語を二つ作る」で取り上げた二字熟語はほとんど取り上げております。読みだけですので、小学校で習わない漢字を用いてよく使われる熟語も少しあります。
【問題パターン】
☆1ページ6段に二字熟語が90個ほどあります。右に読みを書きこんでください。確実に読めるものははぶきます。
◎ 異なる漢字を書き入れるプリント。
1〜6の6枚(二字熟語の書き取りプリントと共通の解答6枚)…6年生レベルまでの漢字を用いた二字熟語の書き取りの第一ステップ。漢字を一字書き入れて熟語を作る練習。むろん、熟語の読みは指定しております。やはり「熟語のしりとりをして二字熟語を二つ作る」の中にある二字熟語はほとんど取り上げております。
【例3】☆□展(はってん)・展□(てんかい)…「発展・展開」と同じ漢字を下と上に使った二字熟語を二つ作ります。入る漢字は一つとは限りませんが、ほぼ限定されます。
なお、難しめの二字熟語のあるものには★の印をつけております。
◎ 二字熟語の書き取りプリント。
1〜6の6枚…6年生レベルまでの漢字を用いた二字熟語の書き取りの第二ステップ。二字熟語を書けるようにする練習。「異なる漢字を書き入れるプリント」の完全書き取り版です。むろん、熟語の読みは指定しております。
【例4】☆ □□(ひみつ)…「秘密(ひみつ)」 と二字熟語の書き取りです。 ただし、書き取りですので、小学校で習っていない漢字を書かせることはありません。
◎ 二字熟語のしりとりプリント。
1〜2の2枚(解答2枚)…初めにご紹介した縦長のしりとりです。1行に適当な漢字を七個書き入れ、二字熟語を十四個作ります。小学校の漢字すべてが書けるということが前提です。
くり返しになりますが、二字熟語を機械的に暗記し、それをテストという形でチェックするというのではなく、二字熟語に一つのテーマを持たせて、最終的に二字熟語の読みと書き取りができるようにということを考慮して作成しております。国語の読解や作文能力ならびに表現力をつけるためには、読み書き能力が欠かせないと思うからです。
ただし、たくさんありますので、書ける熟語はわざわざ書いて練習する必要はありません。自信のないものだけ練習してくださいね。
【参考】
☆二字熟語の成り立ち
1 たがいによく似た意味の漢字を組み合わせたもの…念願・変化・善良など。
2 たがいに反対(対になる)の意味の漢字を組み合わせたもの…前後・勝敗・公私 など。
3 上の漢字が下の漢字をかざる(修飾する)もの…青空・親友・動物など。
5 上の漢字が下の漢字を打ち消す意味を持つもの…不安・無視・未開など。
Author:寝太郎
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